この指ほ〜まれ!  

塚田誉アナ

第214回

 平成17年4月22日(金)
  寿 命


82歳
現在の日本国民の平均寿命である。
ちょうど私の年齢の倍である。
まだ半分あるではないか。ほっ。
(WHOによる世界保健報告、2005年4月7日発表)

42.8歳
明治24年から31年の、日本国民(男性)の平均寿命である。
大正時代までは、生まれた子の4分の1は、10歳までに死んでいたため、
平均寿命が短くなるのだという。
この時代に生きていたら、私はあと1年半で平均寿命に達することになる。

35歳
現在、最も平均寿命が短い国は、アフリカのスワジランド王国で、年齢がこの通りである。
すでに私は、この年齢より6年も長く生きている。
スワジランドに住んでいたなら、私は高齢者の部類に入るだろう。

18.2歳

18歳で買った徒然草の文庫本
(講談社の許可を得て掲載)
17世紀中頃のロンドン市民の平均寿命である。
現存する世界最古の生命表によるデータであるが、それによると、ロンドンでは20歳前に亡くなっても、平均並みだったわけだ。これで、よく社会が成り立っていたものだと思う。
私はその倍以上を生きている。
倍生きている分だけ、何をしてきたのだろうか。

40歳前
「命長ければ恥多し。
 長くとも、四十(よそじ)に足らぬほどにて死なんこそ、めやすかるべけれ」(徒然草第七段)
高校生時代に読んだときは、何とも思わなかった。
今読むと衝撃的である。ああ、私は、恥の多い年齢に入ってしまった。

KTKテレビ金沢