このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。
第248回 番組審議会
- ●開催日時
- 平成27年11月17日(火)午後3時30分~4時10分
- ●場 所
- テレビ金沢 会議室
- ●議 題
- 『となりのテレ金ちゃん』午後3時53分~7時00分放送
第3部県内ニュース企画「いしかわ開発ゲンバ」
平成27年10月14日(水)、10月21日(水)に放送したシリーズ企画について
●意 見(要旨)
○商品は知っていても、開発過程や現場を知ることはない。日の当たる機会の少ない技術者に光を当てた、よい番組だと思った。
○開発過程で障害となる、例えば電磁波について、どのようにクリアしたか、試行錯誤という言葉だけでなく、具体的な過程なり、完成の思いを聞きたかった。
○電磁波の制御に関して、県工業試験場の電波無響室を使っているが、どう制御したか、技術的に丁寧な説明があればよかった。
○県の工業試験場は日本で有数の施設である。起業を志す人が、何か製品を開発したいと思ったとき、そこへ行けば何とかなるという意識を持つことが重要である。
○輪島塗の塗師グループが、疑問を抱きながら新しいことに挑戦していく姿を多くの人に見てほしいと思った。
○県内の中小企業には事業化、製品化の可能性、ノウハウとしてのシーズ(種)が多くある。産業開発の機関が企業をコントロールすればいい。
○地場の企業で世界シェアの高いところがあり、夢と新しいものづくりの可能性を追求している。そう意味で非常にいい番組である。
○情報としてよくできている。エピソードを絞って、企業の特質を表現すれば、番組としてより説得力が増す。
○アール・ビ-・コントロール社は防水技術からテレビ、照明へ行ったが、技術者がなぜ自分がと不審を表していた。その辺の説明をしてほしかった。
○二編とも、短い時間の中で重要な内容をコンパクトにまとめている。
【出席者】
根本 博、神谷ますみ、黒田 壽二、秋元 雄史、築田 和夫、大森 亜紀
(以上審議委員、順不同)
稲垣 渉、黒河内 豊、神成 尚亮、谷村 和宏、本 秀一、北尾 美和、辻 雅由
(以上テレビ金沢)