「ヘルスツーリズム」がいま注目されるワケ

この記事をシェア

  • LINE
東京2018.09.14 15:23

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「人生100年時代 ヘルスツーリズムで健康に」。日本テレビ・経済部の鈴木あづさデスクに話を聞いた。



——「ヘルスツーリズム」とは、耳慣れない言葉ですがどういうことなのでしょう。

これは最近、注目され始めた言葉で、自然豊かな環境で心と体を休めて、生活習慣を見直すきっかけにするといった「健康をテーマにした旅」のことです。

「メディカルツーリズム」という言葉もよく聞くのではないかと思いますが、これは外国人が別の国に行って医療サービスを受けるというコンセプトで「ヘルスツーリズム」とは違うものです。

そこで今回のキーワードは「楽しく旅して“健康”に」です。

自然の中で旅をしながら、リフレッシュできるということで、いま働く女性を中心に人気を集めているんです。

山梨市にある「保健農園ホテルフフ山梨」では、朝の光の中で行うヨガが大変人気を集めているんです。早朝にすることで眠っている間に硬くなった体をほぐして、1日を健康的に過ごせるというコンセプトなんです。

ほかにも戸外でのストレッチや専門のガイドと一緒に森の中を散策する森林のセラピー、農作業を体験するプログラムなど多彩なプログラムが毎日開催されています。さらに血流や疲労度を測定してアドバイスを受けられるプログラムもあります。



——本当に自然の中でのびのびできていいですね。1泊おいくらくらいなんですか。

大体、1泊2万円くらいということで手が届かない値段ではないという感じですね。

そこでいま、30代から50代の女性の予約が非常に増えていて、去年のお客さんの数が約3300人で、前年の1.6倍になったそうです。

国もこれを推し進めていて、病気の予防とか健康増進のための“健康寿命延伸産業”と位置づけておりまして、健康促進のために業務として社員にツーリズムに参加させる企業もあるんです。



——すると仕事の一環で旅行ができて、健康にもなれるということですから一挙両得ですよね。

しかも、旅行から帰ってきた後にもいいことがありまして、例えば旅行中に改善すべき点が見つかりますと、食事や入浴の仕方や体にあった運動方法などをアドバイスしてくれるサービスがあるんです。



——帰ってきた後も健康を意識し続けられるんですね。

そこでやはり国民の健康への意識が高まって、病気の予防に役立てられれば医療費の抑制にもつながるという狙いもあり、国も「ヘルスツーリズム」を推し進めているんです。



——人生100年時代といわれていますから、ずっと健康でいたいですね。

【the SOCIAL opinionsより】