トランプ氏 米カジノ企業の日本参入要求か

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2018.10.12 00:31

アメリカの調査報道サイトは10日、トランプ大統領が去年2月、安倍首相に対し、自身の大口献金者が経営するカジノ企業の日本参入を強く働きかけていたと報じた。

調査報道サイト「プロパブリカ」によると、トランプ大統領は去年2月、南部フロリダ州にある自身の別荘で安倍首相と会談した際、自分の大口献金者が経営するカジノ大手「ラスベガス・サンズ」に対し、日本参入の免許を与えるよう強く働きかけたという。

日本側の関係者は驚いた様子を見せる一方、「安倍首相は回答せず、『情報をありがとう』と述べた」と伝えている。

サイトは「献金者の利益に直接結びつく話を外国首脳に持ち出すのは規範に反する」と指摘している。また、これに先立って、「ラスベガス・サンズ」の会長は、ホワイトハウスでトランプ大統領と会食。その翌朝は、朝食会で同席した安倍首相に対し、直接、カジノの話題を持ちかけていたという。

日本では今年7月、カジノを含むIR(=統合型リゾート)整備法が成立したが、その際の国会審議で安倍首相は「トランプ大統領との間において、米国の企業からの要望等に関する会話をしたことは一切ない」と答弁している。

菅官房長官は11日の会見でも「首相が答弁した通り」だと答えている。