何が違う?1本8000円の高級ビニール傘

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東京2018.10.12 14:19

ビニール傘の「縁結(えんゆう)」は、8640円。骨組みは、反発力の強いグラスファイバー製。高価な傘なのに、表面にはなぜか穴があります。実はこれは逆止弁で、外からの雨水を通さず、内側からの風を外へ逃がす仕組みです。

その強さは、強風実験で実証済み。通常のビニール傘が風速約13メートルで壊れるのに対し、縁結は風速20メートルでも壊れません。縁結は、周囲の人がよく見えるようにと、皇后美智子さまから依頼を受けて開発されたもので、園遊会でも使用されました。

作ったのは日本有数のビニール傘メーカー「ホワイトローズ」。他にも、選挙用に開発された「カテール」は、5400円。街頭演説では周囲から姿が見えるビニール傘が好まれ、ホワイトローズによると、安倍首相をはじめ、歴代首相も使用しています。

持ち手が杖のような「信のすけ」は、1万9440円。傘をさして持ち手を引き抜くと、杖になります。ホワイトローズの商品はすべて客の要望を受けて開発されたもの。一般向けにも販売されています。

一般的なビニール傘は壊れやすく、台風などが来るたび、ゴミとして大量に廃棄されています。ホワイトローズの傘は、ハンドメイドで修理が可能。多くの客が10年以上使用するといいます。最近は贈答用に購入する人も多く、時期によっては1か月待ちになるほどの人気です。

透明で丈夫な傘にこだわる理由は——

須藤社長「360度見えるというのはこれ以上の安全はない」「(傘が壊れると)お客様がびしょ濡れになっちゃうわけですから、傘がお客様を見捨てたことになっちゃう」「外出されたお客様を安全に守って帰宅して頂きたい、それが最大のテーマなんです」



【the SOCIAL trendより】