「松橋事件」最高裁が再審を認める決定

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東京2018.10.12 16:36

33年前、現在の熊本県宇城市松橋町で男性が殺害されたいわゆる「松橋事件」について、最高裁判所は懲役13年の判決を受け服役した男性の再審(=裁判のやり直し)を認める決定をした。

宮田浩喜さんは1985年に、現在の宇城市松橋町で男性が刃物で殺害された事件で懲役13年の判決を受け、服役した。宮田さんは捜査段階でいったんは殺害を認めたものの、裁判途中で否認に転じていて、出所後も冤罪(えんざい)だったとして、裁判のやり直しを求めている。

弁護側は宮田さんの自白とは食い違う新たな証拠を提出し、熊本地裁と福岡高裁は「自白の重要な部分が証拠と矛盾している」などとして再審を認める決定をしていた。検察側は最高裁に特別抗告していたが、最高裁も12日までに「松橋事件」について再審開始を認める決定をした。これにより、今後、宮田さんの再審が始まることになる。