物流センター火災 懸命の救助も…2人死亡

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東京2019.02.12 19:01

12日、都内の物流センターで火災があった。屋上には取り残される人の姿が。炎と煙が迫り緊迫する中、懸命の救助活動が行われたが、死者も出ている。

12日午後、東京・大田区で火の手が上がった。建物から煙が立ち上っている。上空には東京消防庁のヘリコプターが旋回。さらに地上からははしご車を使い、取り残された人の救助が進められた。

警視庁や東京消防庁によると、出火したのは12日午後1時半ごろ。現場は羽田空港にも近い東京・大田区城南島の物流センターだった。

大量の煙が上がる中、屋上には人の姿が見える。4人が屋上に取り残されてしまったのだ。屋上にいる人たちは、煙や風を避けるためだろうか、建物の陰に集まっている。そして、1人目をつり上げ、無事ヘリコプターにのせ救助した。さらに5分後、消防隊員が抱えながら慎重にヘリコプターにのせ、救助した。そして、残る2人も無事救助。

一方、屋上に取り残されていた人たちとは別に、建物の中から4人が救助され病院に搬送されたが、このうち50代の男性2人が死亡、男性1人が意識不明の重体だという。消防隊は、ほかに逃げ遅れた人がいないか確認を進めている。

目撃者「冷蔵庫が燃えている連絡を受け、すぐ来たんですけど、その時には煙がけっこう出ていた」

現場は食品大手「マルハニチロ」の子会社の物流センターで、マルハニチロによると、水産物や冷凍食品などが保管されているという。

また、この火災の影響で、羽田空港のC滑走路が一時運用見合わせとなった。ただ、ほかの滑走路を使用したため、運航への大きな影響は出なかったという。

大型の物流センターで発生した火災。東京消防庁などが原因を調べている。