5月10日(日)7:00~7:30
シリーズ・いしかわ再発見かがやく人々②
『古民家再生 ~よみがえる加賀の町家~』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
金沢の薫り高い文化を感じさせる「ひがし茶屋街」や「主計町」といった界隈には、町家造りの建物を再生したカフェや土産物店など、雰囲気のある店舗がいくつもあります。金沢には6000棟の町家が現存していると言われ、武家屋敷や足軽屋敷など城下町らしい風情を楽しむことができます。北陸新幹線の金沢開業に合わせてオープンした「八百萬本舗」は「ひゃくまんさんの家」や「能登スタイルショップ」など、石川の名品がズラリと並んでいます。
また南加賀地区でも町家の再生が進められています。平成17年に町家再生プロジェクトが進められた加賀市では、空き家になっていた町家がこれまでに20軒再生されています。もともと歯科医院だった洋風の建物がシルバーアクセサリーのアトリエ&カフェになったり、若手作家の作品が常設されているカフェなど魅力いっぱい。
小松市では本の交換やコミュニティとなっている「こまつ町家文庫」や全国的にも珍しい廃寺を活用した温泉などのくつろぎのスペースが地域の人々に親しまれています。今回は情緒ある街並みを生かしながら、新たなにぎわいを作り出している町家に迫ります。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀