2月18日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・次代へつなぐ人々④
『日本で一番小さい農家』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
サッカーコート半分の30aほどの畑で、年間約50種類の野菜を育てる専業農家の西田栄喜(にしたえいき)さん。自称「日本一小さい農家」として、たった一人で農作業を行っています。小さな畑といっても体力仕事の農作業、西田さんは驚くアイデアで「新しい農家のカタチ」を実現させています。
その1つが「不耕起栽培」。通常は野菜の収穫後に土壌を休ませ、また新しく畝を起こすというのが一般的ですが西田さんは無農薬・無肥料栽培をしている為、土壌を休ませる必要がありません。同じ畝でトマト→水菜→ナスという順番で収穫、一年を通して畝が稼働しています。また、野菜は
その日に収穫した10種類程をセットにした予約販売のみにしているので、必要な分だけを収穫、野菜のロスにもなりません。これも、一人で農作業するからこその知恵と言えます。
野菜の販売の他にも「知恵の販売」として講演会の講師として、味噌教室や糠漬け教室などイベントを行ったりと西田さんの活動は全国からも注目されています。「百の仕事を持つ百姓を目指して・・・」小さい農家でも、幸せに暮らせる方式を広めたいという西田さんの思いとは・・・
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀