1月21日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・次代へつなぐ人々⑤
『九谷の図柄で新発想』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
「赤絵細描」という伝統的な九谷焼の技法を使って作家さんが爪に描いていく「九谷ネイル」。
約100年前のヨーロッパで絶賛され「ジャパンクタニ」と呼ばれた九谷焼の図柄をスクリーンに投影して舞う「KageMai」。
九谷焼を焼き物としてだけではなく、違う形で表現する人たちがいます。今回はそんな発想力豊かな人たちにスポットを当てます。
能美市出身の小西暢広さん(TAKATA建築)は自身と交流のある作家やアーティストたちに声をかけ、住宅の中に九谷の設えをする「ウルトラアートの家」を完成させました。
先人の図柄をモチーフにした襖やタイル、洗面鉢。さらには現代の九谷焼作家・武腰敏昭さん(日本芸術院会員)の代表的な作品「王鳥」をあしらった暖簾など、ふるさとの宝が住宅を飾ります。
能美市では商品開発やモノづくりに活用してもらうために「シェア・アート」として九谷焼の図柄がオープンデータとなり、「ウルトラアートの家」が実現しました。
石川の宝でもある九谷焼の新たなスタイルに注目です。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀