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番組案内

いしかわ大百科

2017年度

 いしかわ大百科

3月25日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・次代へつなぐ人々⑥
『乙女な桐工芸』

◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
石川県指定の伝統的工芸品「金沢桐工芸」 桐の焼き肌の上に豪華な蒔絵が施された桐火鉢が有名です。しかし、電気ストーブや石油ストーブの出現で桐火鉢の需要は昭和30年代から減少の一途を辿りました。

かつては30軒ほどもあった製造元は今ではたった1軒、岩本清商店が伝統の技を守り続けています。4代目の岩本清史郎さんが家を継いだ頃
には既に桐火鉢の需要は殆どなく花瓶や灰皿などの商品が主流、それも平成に入るとその需要も減少し、いよいよ店を畳もうと思っていた矢先、息子と娘夫婦が実家に戻り、伝統の技を引き継ぎました。

息子たちが作るのは「黒く艶のある焼き肌に豪華な蒔絵」「柔らかい桐の性質から食器に不向き」という金沢桐工芸の固定概念を覆す品々。例えば、
コーヒーカップとスイーツ皿が乗せられる「ちょこっとレー」は、あえて艶を出さない作りにしたり、可愛い蒔絵のワンポインとも相まってヒット商品に。また、てるてる坊主の様な小さなお人形「てるてる」は蒔絵作家ではなく、イラストレーターによる絵付け。その愛らしさから評判を良び、新しい金沢の郷土玩具として人気を集めています。

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金沢桐工芸の技「桐火鉢」
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伝統の技で作られる「てるてる」
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火鉢と同様のろくろびき
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金沢桐工芸の伝統を担う3人

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【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀

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