◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
石川県には多種多様な美術館や博物館があります。4月からの新シリーズは加賀百万石の歴史や薫り高い文化、その地域の風土などに触れながら、美術館・博物館の楽しみ方を学び、展示物に隠された石川の魅力を深掘りして再発見していきます。
第1回は全国初の公立のガラス工芸専門美術館として1991年に開館した石川県能登島ガラス美術館。ガラス芸術の情報発信基地として国内外の作家たちの作品およそ400点を所蔵・展示しています。

熱によってまるで生き物のように姿カタチを変えるガラス。素材としてのおもしろさだけではなく技法もさまざまで作り手の想いが込められています。
古今東西のガラス作品を紹介する企画展をはじめ、ガラスを身近に感じてもらうためのワークショップ、シートに書かれたヒントや作品の写真を手掛かりに館内をめぐるセルフガイド「ガラ美のわくわくシート」などアートとともに学びの空間にもなっています。