4月21日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・いしかわミュージアム散歩①
『色・技・心をつなぐ ~石川県九谷焼美術館~』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
旧山中温泉九谷村で誕生した「古九谷」や19世紀に復活を遂げた「吉田屋窯」・「宮本屋窯」をはじめ、現代の九谷焼作家の作品までを集めた石川県九谷焼美術館は2002年に開館しました。
重厚感のある「青手」やその対極にある「赤絵(金襴手)」、基本の色となる五彩を駆使した「色絵(五彩手)」とそれぞれの様式をテーマにした常設展示に加え、現代九谷の新たなスタイルを確立した「北出窯」など、その美しさだけではなく歴史と今を楽しむことができます。
美術館では左官の技術を集めて作られた土壁や漆塗りの木材など石川の伝統的な技も見ることができ、展示作品のみならず建物自体がアートな空間です。また目の前の公園「古九谷の杜」は桜の名所としても知られ、1年でもっとも輝く季節に合わせ美があふれるミュージアムを訪ねます。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀