3月29日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・いしかわミュージアム散歩⑮
『工芸の聖地~国立工芸館』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
石川県への移転により日本海側初の国立美術館となる「国立工芸館」
日本で唯一の工芸を専門とする国立の美術館が今夏いよいよ誕生します。建物は、元々あった国の登録有形文化財「第九師団司令部庁舎」と「金沢偕行社」を解体移築しました。歴史的な建物が金沢で大事に守られていたこと、また伝統的建築に携わる職人の技が今も受け継がれる土壌があったからこそ、解体から完成までにかかった年数は、わずか2年足らず。その内部もまた明治期の豪華な姿が再現されています。150年を経てもなおケヤキが艶やかな階段。豪華なシャンデリア・・・建物自体もミュージアムです。
人間国宝や日本芸術院会員の作品など、所蔵作品は約1900点。石川県ゆかりの作家の作品も数多く所蔵されています。その作品は、いわば日本の近代の美術の歴史そのものと言っても過言ではありません。
今回は、ひと足お先に国立工芸館の魅力を探ります。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀