7月12日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・石川わがまち代表④
『ジャパンクタニの素 ~花坂陶石~』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
重厚な色使いで見るものを圧倒させる「青九谷」や繊細な描写が美しい「赤絵」など、色絵陶磁器の最高峰となる「九谷焼」はバリエーション豊かな上絵付が特徴ですが、その磁器は小松市花坂地区で採取された白い石、「花坂陶石」があってこそと言っていいでしょう。
昨年、開館した九谷セラミック・ラボラトリー(通称:セラボ九谷)は、「花坂陶石」を製土する工場やギャラリー、体験工房などを兼ね備えた複合型の九谷焼創作施設です。
『花坂陶石でなければ真の九谷焼ではない』とこだわる作家も多いほど「花坂陶石」は九谷焼に欠かせません。「石の文化」で日本遺産の認定を受けた小松は土づくり、素地を作る職人、絵付けする作家さんと幅広く活躍する人材がそろった地域。今ある九谷焼を支えてきた土地でもあります。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀