2016年7月16日(土曜)午前11時40分〜11時45分
室生犀星の巻①(杏つ子)
島崎藤村の「小諸なる古城のほとり雲しろく遊子悲しむ・・」の長野県小諸市で高校時代を過ごし、公務員、エスティシャン、美容師になった女性4人へのクイズは、金沢を代表する室生犀星について。
「まいどさんの金沢クイズ、金沢ゆかりの文学者 室生犀星、晩年の代表作の一つ 長女朝子をモデルにして描かれた小説は?」
① あにいもうと ②杏つ子 ③蜜のあはれ
「長女って言っているから、①のあにいもうとでは、無いんじゃない」
「②の杏つ子じゃない」と協議の上、答えは② 「ハハハ 正解でーす」
解説は室生犀星の孫にあたる室生犀星記念館 名誉館長の室生洲々子さん。
書き始めようと考えた祖父、犀星はある日、書斎に娘で洲々子さんの母、朝子を呼び「いよいよ君の事を書く事になったよ」と言ったので、母は「まな板の上に乗った鯉だと思い、どうぞお好きな事を書いて下さい」と話したという、作家の家ならではのエピソードを語ってくれました。
まいどさんの金沢クイズ
隔週土曜11時40分~11時45分