2007年9月15日  輪島市 町野

山間の集落「五里分(ごりわけ)」の
スーパー、「もとや」さん。
駐車場には万国旗。
建物正面には次のような文字。
「おもしろくなるテレビあります」
おんちゃんディレクター、
おれたち面白くなるらしい。

「地デジが行き渡って、
 美しく面白くなるという意味です」
ご主人は気さくに教えてくれた。
食品のほか、家電用品もそろい、
喫茶のスペースまである。

近くのおばちゃんの輪島弁が楽しい。

「ランプの傘は、手で編みました。
 趣味でやっているんです」
ご主人は楽しそうに語る。
店内なのに、お祭りの屋台照明みたいで、
商品が生き生きしている。
いまさらながら、万国旗が似合うよ。


橋の上を歩いていたら
「その橋は撮ったほうが良いよ」と
突然、地元の男性が声をかけてくださった。
「飯田へ五里。宇出津へ五里。
 輪島へ五里の、五里分橋です」

男性は名刹・長光寺のご住職だった。

「戦時中の金属供出で鐘が取られ、
 新しく鳴るはずだった鐘も取られました。
 いまのこの鐘は、平和を祈る鐘です。」

これこそ、山のお寺の鐘なのだ。
静かに強く響き、胸に迫った。
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