2008年1月26日  輪島市 門前町鹿磯

「ダイコンと、ネギと、タマネギと、キャベツと…」
「広さ教室2つ分くらい!家庭菜園ですか?」
「そうです。食べきれなくて人にやるんです。
  海風が強いし、柵を直しとる」
門前町鹿磯(かいそ)。
海まで50メートル地点。

路地が入り組んでいる。
迷い込むと以下のようなことになる。

 ・知らない間にお寺へ
 ・知らない間に山へ
 ・知らない間に人の家の庭へ

遠くから目立つ建築物を発見。
お寺だとばかり思ったが、 山門も鐘もない。
一般のお宅なのか?
巨大な入母屋の内側は?
「昔の茅葺屋根を
  その形のまま瓦屋根に直したんや。
  昔は梯子で登って、物置にしたけど、
  危ないし全部ふさいでしもうた。」
「上がってみたいんですけど?」
「無理や。上がれん」 ・・・ 残念。


軽トラックの男性と出会った。
「波消しブロックのとこで、
  海草のカジメを拾ってきたんや」
「どうやって召し上がるんですか?」
「食べさせてあげる。家に来なさい」

カジメの刻み方には流儀がある。

輪島流:四角く畳んで切る
鹿磯流:反物のように丸めて切る

楊枝で留めて包丁を入れるのが
正統な鹿磯流。


椀底に、刻んだカジメを待たせ、
小鯛のアラ汁を煮立てる。
沸騰したアツアツを満たせば
輪島塗椀は豪華な日本海に。

このとろみ!このうまみ!ああ鹿磯流!
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