2008年3月15日  穴水町 中居

穏やかな湾沿いに細い路地。
穴水町中居。

ウォーキングに勤しむ 元気なおばちゃんが、
なぜか、多かったなあ。

郵便局のバイクだ。しかも2台。
この近くに配達に来たのかなあ。

「いえ、保険や貯金の仕事もあります」
「どちらまで?」
「個人情報なので言えません」
さすが郵便局。
そのジャンパーかっこいいですね。
着させてもらえませんか。
内側の制服もかっこいいですが、
とりあえず外側のジャンパーを。

え、いいんですか?
言ってみるものですね。

ヘルメットまでかぶらせてもらった。
大事な郵便物。
大事な保険や貯金。  
使命感が伝わってくるようだ。
…と、決まっているつもりでいたのだが
頼りがいのない消防団員、と。
もうちょっと、他に、例え方がないかよ。
消防団員に悪いじゃないか。

海沿いの町にはネコが多い。
こちらをチラ見して逃げて行く。
気を引いてやると、 まんざらでもなさそうで、 近寄ってきそうな気配を見せる。
 呼び寄せてみる・・・・   急に車が!危険だ!  

気が付くと、ネコはいない。 あいつは、そういうヤツだ。
道連れと思って相手にしていると 自分だけ避難する。


分かってるよ、ディレクター。

気をつけるよ。
ネコほど敏捷でないし・・・。


モズク採りの作業にお邪魔する。
熊手というか、大型のクシで採集してくる。
小屋に持ち込んでからが一番大変。

「からまった小さなゴミを
 手作業で選り分けとるんや」

海沿いを歩いてナマコ漁のお宅へ。
この辺りでは有名な方。
ちょうど、時化で漁に出ず、
お宅にいらっしゃったのがラッキー。

え?高級珍味を見せてくれるんですか。
味見もさせてくれるんですか!

いい具合に干しあがったクチコ。
ナマコの卵巣である。
ストーブで焙れば、高貴で甘い潮の香り。
ああ、たまらない。ほしくなるなあ、アレが。
気前がいい。海と生きている。
穴水町中居の人たち。
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