2008年3月22日  穴水町 比良

5か月ぶりの登場だよ、 日焼け止め。

内浦の海がまぶしい国道沿い。

穴水町比良(びら)。
誰が何と言っても、春。


河口に四手網が見える。
イサザ漁のしかけだ。
この地区ではおなじみの風景。

近寄ってみると、 そばの畑におばちゃん。

柄杓で網の表を叩き、弾んだイサザを受ける。
透き通った春の使者だ。


え?味噌汁にするのですか?
え?畑で採ったネギも使うのですか?
え??  しかもごちそうして下さるのですか?

イサザが跳ねる椀。
そこへ、 煮立った味噌汁、刻んだネギ。
イサザの、何とふっくら柔らかいこと!
何と甘みのあるダシが出ること!



集落の裏のたばこ屋さんで、
たまたま出会ったおばちゃん。

大きな、よく響く声で、話が止まらない。
え!? 今年90歳なんですか?
「ジャガイモのタネイモを仕入れたところや。
 カキモチあげるし、うちおいで」
「あ、箱、持ちましょう」
「ほんなもん10キロぐらい自分で持つわいね」
腰をピンと伸ばし、スタスタと行ってしまう。

私は今年45歳。
ついていけません・・・いろんな面で。

辻野さんのトークに、私は
「へー」「ほー」と言っているだけ。
取材VTRの半分をこの方に使った。
「かきくけこ」は勉強になったなあ。
イキがよい魚、勢いが良い人、
圧倒されっぱなしの、春。
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