2008年5月17日  志賀町 赤崎

海を見つめる男性。
波消しブロック設置の作業を、ただ、見ている。

「波が家まで飛んでくるんやぞ。
  やっと、ブロック設置が決まった」

港は大事…漁業の町の経済を支えてきた。
砂浜は大事…海水浴、野球、相撲ができた。

港が出来て潮が変わり、
砂が大移動して浜は消えた。

男性は、ただ、海を見つめている。

海沿いの民家にお邪魔する。

「リフォームされて、このお部屋は
  新しくきれいになっていますね。

  で、敷居をはさんだお隣の部屋が・・・
  おお、70年前のまま、残っているのですね。
  新旧が入り混じる不思議な空間ですね・・・。」

奥様は、塚田の話し中に立ち去った。

私の話など、どうでもよかったようで。

右側:民家
左側:納屋、倉庫

左からの海風を緩和する知恵という。
大火のあと一斉に立て直したため、
高さがそろっていてまっすぐな町並み。

漁港に帰ってきた船のご主人。
「昔は仕事で船に乗っていた。
  いまは引退したけど、
  やっぱり漁が好きなもんでね。」
フクラギが30本ほど。
ご夫婦そろって水揚げ。
船には娘さんのお名前をつけている。

能登半島地震の補修工事で、
屋根瓦を直している。
いまはこんな便利なリフトがあるんですね。
ジェットコースターみたいですね。

え?
上がってみても良いのですか?
黒瓦の海。青い海。志賀町、赤崎。
屋根で感じる、「黒」「青」「赤」の鮮やかさ。
しみじみ海風に打たれている

・・・ と、電話。
満長くん?緊急事態か?
どっちでもいいことでかけてくるなよ。
僕がどこで何ををしているか分かるか。
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