2008年5月31日  志賀町 酒見

木造の古い建物の向こうに、
近未来的な風車が回る。

ミスマッチというか。
アンバランスというか。
志賀町酒見の風景。

バス停の前の坂本商店さんを訪ねる。
扱う商品は…

タバコ: はい、見えます。
  酒 : はい、見えます。
仏 壇: えっ!並べて売ってるのですか?

「仏壇は修理中心です。裏の工房でやっています」

どこにどう使うか分からない金具が
あるんですけど…

「同時に2つ修理するときでも、絶対間違えません」
「すいませんねえ、主人は留守なもんで」

いえいえ奥様。
仏壇職人の技は、
この部屋を見るだけで分かりますよ。
デザイナー、大工、漆器蒔絵職人。
仏壇職人は総合芸術家。

酒見の辻商店さん。

・大福は地元のもの? 「いやいや」
・玉子は地元のもの? 「いやいや」
・じゃ、この干しイモは?「いやいや」
・店の売れ筋は?    「いやいや」

奥ゆかしい店だなあ。

路地から見上げると、4メートル上空に網かご。

「これなんですか?」

「魚干す網や。
 お友達が分けてくれる魚とかね。
 入れといて、1日で干せるよ。」
網かごを使う理由
 ・虫やトリを防ぐため
 ・風を通すため
高い所にある理由
 ・ネコに狙われないようにするため
 ・風をよりよく通すため

「うちに、もみイカあるよ。食べるけ?」
【もみイカ作業工程】
・イシリに漬ける。
・網かごで1日干す。
・冷蔵保存。
・両面をこんがり焙る。

引立つ香り。甘辛さ。濃い旨み。
酒見から祖神、優しい人たち。
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