2008年8月2日  志賀町 堀松

暑い暑いとぼやきながら歩いていたら、
声をかけられた。

「塚田さんやね」
「うちで休んでいきなさい」

幸せを感じた、志賀町堀松の道。

理髪店のご主人と若旦那だ。
冷たいお茶がうれしい。

二人そろって町の自慢。
「1週間後に、堀松の祭りなんです」
親子で同時に話すその情熱。
祭りの宝を見せてくれるという。
理髪店「ヒロ」さんの店内には、
カットモデルのマネキンが。
本当にこんなスタイルに?

「友達の結婚式に出る男性が、
  本当に、こうして、出席しました。」

勇気あるなあ。

「ひげ剃り前に、スチームを当てる機械です。
  やってみますか?」

「…あ、顔だけ風呂上りみたい。最新機器ですね」

「いえ、10年以上前からあります。」

「神社に行きましょう!宝を見せます」
若い理髪師は、装いを変えて、青年団員に戻った。

分かりやすい。
町が大好き。
そして気持ちが熱い。

住吉神社の本殿に、
直径2メートルに巻かれた、大縄。
祭りの日に綱引き用である。

・田んぼで、大勢で、作る。
・毎年、新調する。
・緩まないよう巻くには熟練が必要。
改めて気づいた。
伝統とか、歴史というものは、
結局は、「人の力」なのだ。

「この祭りは、誇りです。」
さらりと話す理髪師。
参道を風が通る。
清々しい。

夏休み中の小学生たち。
私の顔を知っている?
「知ってる」 「見たことある」 「名前知らん」
塚田誉という。
覚えた?言ってみて。

全員に言われると、呪文みたいだ。

集落の畑で作業中の男性。
「こんなことはじめてや」

・カボチャの蔓に、キュウリを接木した。
・キュウリが実った。
・蔓の根本から別の蔓が伸び、カボチャが実った。
・一つの株から同時にキュウリとカボチャができた。

「あの風車は、カラスよけですね?」
「いやいや、モグラよけや」

・風車が回転
・振動がポールを伝う
・畑の下に音が広がる
・モグラが嫌がって逃げる

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