2008年8月16日  志賀町 直海

「直海」で「のうみ」と読む。
見回しても海は見えない志賀町の山あい。
水の香りに引き寄せられた。

なんだこの看板は。
なんだこの店内は。
店主は会社勤めで外出。
この店は、趣味が高じて持つことになった。
お母様は、ほとんど関知していない。

「売れ筋は?」・・・・「んなこた知らん」
「目玉は?」・・・・・・「んなこた知らん」
「お邪魔しました」・・「あい」

保育園を訪ねたら、ちょうどお昼寝時間中。
園長が話してくれた。

「冷房は使っていません。
  自然の風で涼しいです。
  起きたら、また賑やかになりますよ」
お遊戯室の板の間で私も大の字に。
背中がひんやりして汗が止まる。
緑の香りの風が顔の上を通る。
なるほど、これが元気の源だ。

Tアナ:「毎回、昼寝の時間を取ろう」
エッチD:「却下します」

上熊野小学校は夏休みだが賑やか。
児童たちは毎日プールに来る。

「せーの!」
誰かの合図で全員逆立ち。
変わった事やってるなあ。
役に立たないけど、楽しそうだなあ。

時々水しぶきがかかる。
炎天下、見ているだけではつらい。
足をつけてみる。
「これ放送されるんか」
「されるかもしれんぞ」
「おれ見たことあるぞ」
まるで能天気な保護者の参観。

中学生の男子2人と出会う。
「近くに首切り地蔵があります。
  学校で習ったことあるけど、行ったことない。
  ちょっと恐いし」
「行ってみよう。
  無理は言わんけど、案内してくれ」

無理を行って近づく小さな森。

この地を攻めた上杉謙信が地蔵を斬ると、
金縛りだった馬が動けるようになった。
地蔵はこの地を守るため、馬を引きとめ、
そして犠牲になったのだ。
「全然、恐くないやん」

地蔵を守り、地蔵に守られる。
緑の集落、直海。


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