2008年12月6日  七尾市 能登島二穴

つくづく思う。
旅はジェットコースターだ。

山腹に這いつくばる女性。
甘い野イチゴ採集中。
手作りシフォンケーキを
ご馳走してくれるとのこと。

 ・ピアノの先生
 ・創作キャンドル作家
 ・ケーキ職人
それが、この女性の正体。
生きているように揺れる光が
和風の癒し空間を作る。
ご主人の単身赴任と
息子さんの都会への進学で、
自由になった奥様。「能登島は宝島よ」
旧民家を借り、悠然と第二の人生に踏み出した。


コースター:宝島を周回中

手作りのシフォンケーキは、あっさり、しっとり。
ジャムは紫と赤のイチゴ。
甘みの中に酸味が爽やか。
能登島に、こんな桃源郷があるとは。


コースター:低速で心地よく走行

…町の角に、このイラスト。
このコンテナを譲り受けて
倉庫にしているご主人は、
絵と関係がないというのだけど

・・・何となく似てるんだ。

集落の名前は、二穴(ふたあな)。
穴が二つあったらしい。

あの倉庫の所有者のご主人が、
見せてくれるとのこと。
10分ほど歩くとのこと。

コースター:急坂を上昇中


農道→山道→あぜ道
不安が大きくなる。
道の痕跡が無くなる。

コースター:頂点に差し掛かる
あぜ道
  ↓
アシの林とぬかるみ
  ↓
防波堤の上
もう、道ではない! 思わず悲鳴!絶叫!

コースター:急降下!!!

防波堤の上
  ↓
竹林
  ↓
崖を登る
穴など、もうどうでもいいですわ!
と、一瞬の油断でご主人を見失う!
腹を決めて、飛び込め!林へ!

コースター:さらに急坂ループ!!


たどり着いた穴は高さ10メートル。
奥行きは30メートル程度か。
一面の緑のコケが神秘的。
目の前に七尾湾。
泥だらけになって、ご主人が一服。

コースター:徐々に減速  

二つの穴のうち、ひとつは水没。
こちらが残ったが、訪れる人はいない。
波風の浸食によりできた大穴。
宝島の冒険の果ては
神秘的な、町のルーツだった。

コースター:げっ、帰りも同じ道!?  
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