2008年12月20日  七尾市 和倉

思い出いっぱいの宝島だ。
能登島大橋の途中、美しく照り輝く島を振り返る。

旅人には楽器が似合うのでは。
そう思って縦笛で奏でるのは、
「夕空晴れて」。

和倉の街中で出会った、色っぽいまちこさん。
「有楽街」という横丁に
小さいが暖かい店を構える。

「幻のネギラーメンたべる?
  代金は700万円よ」

夜明けに仕事が終わり、
そのままゴルフだったという。

「なんで『幻』かって?
 冬しか作らんからよ。
 暑いときは作りたくないもん」

ラーメンが出来る前に、
さっと包んで焼いてくれたギョーザ。
メジャーで計ったら、長さ10センチもあった。
ニンニクとニラが強烈。
確かに、クセになりそう。

ネギがてんこ盛りで
麺が見えないくらいのラーメン。
細めの縮れ麺が、塩ベースのスープに絡まる。

アツアツだわ。
元気出るわ。

住宅街を過ぎて 信行寺さんの境内へ。
ご住職と奥様、お母様が親切に案内してくださる。

お寺の壁に似つかわしくない槍は
一向一揆の兵力の名残という。
文化財だ、これは。


コケの生した庭の奥に、ぽっかり。
「防空壕ですよ。
 重要な経典などを入れたり、
 避難したりしたそうです」。
入ってみると足下が頼りない。
右に曲がり、全長5メートルほど。
これも、文化財だ。
 
境内には、七福神の福禄寿が。
「寺」なのに、「神様」がいるわけは?
「ウォークラリーのポイントになっとるのよ。
 めでたいし、観光客も多いし、良いです」

懐の大きさ。気風のよさ。
木枯らしに湯煙が舞う、和倉。
 
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