2012年5月21日〜25日 金沢市 北森本町〜今町

美しい松並木です。
金沢市北森本の旅は
この松から始まりました。

どんな由来があるのか、
沿道の事務所にたずねてみると…

旧北國街道の下口往還。
旅人を風から守るため、
藩政初期に松を植栽。
枯れ松葉が落ちたりして、
邪魔に思うことも
あるそうです。

文化財の貴重な松ですが、

太平洋戦争中は、
松ヤニを採取して 燃料にしたそうです。

軽トラックが停まって、
写真を撮っていました。
せっかくですから
一緒に、と呼びかけました。

前川さんのブログに
掲載して下さるそうです。


美しく大きなお宅です。

菊知さん宅は 明治4年の建築。
金沢市の文化財なので、
勝手なリフォームはできないそうです。

・赤い梁の上、天井は黒い格子。
・模様入りすりガラスも
  明治初めの「お宝」。

触ると危ないので
思わず後ずさりです。

町会長の森川さん宅です。
奥様は遠慮がちに
ガラスの向こうでご挨拶。

ご主人を中心とした
歴史を愛する会があり、
勉強会もあるそうです。

ご近所の森さんのお宅で、
立ち話し中の奥様。
なんと、
その勉強会のメンバーだそうです。

北森本の歴史に関わる
資料を見せてもらいました。

昭和45年頃の 下口往還の写真です。

藩政期から続く並木は
少なくなっています。
そこで若い松が
新たに植樹されたのですね。

北森本の屋号地図です。

・「だいくさあじち」は 「大工の分家」
・「かんぼじゃ」は、「観法寺町出身」

屋号も、歴史を伝えています。

近所の木下さん。

「お向かいのお宅に
 大きなお地蔵様があります」
「仏像ですか?」
「いえ、お地蔵様です」

拝見したいです。

高さ2m超える豊年地蔵尊!
安政の大飢饉後、民を供養し、
豊作を祈願するため、藩主・斉泰が作らせ、
その後、
地域の役人だったこちらの
お宅に移したそうです。合掌。


金沢市今町は、松並木道と
山側環状が交差します。

大型重機を乗せたトレーラーが
次々に入ってくる事業所です。
この車両は、
アスファルト舗装に使うそうです。

洗車をやらせてもらいました。
ジェット放水は強力で、
後ろに飛ばされそうです。


松並木の下口往還。
今も昔も、旅人に優しい道。

 
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