2013年7月29日〜8月2日 金沢市 長土塀


金沢の中心市街、
長土塀(ながどへ)の旅です。

あっちとこっち、どちらへ行ったら
良い出会いがありますか?
「あっちとこっちと行ったらどうや?
 どうせ暇なんやろ?」


長町と長土塀の境にある
「河村永安」さんです。
薬を扱って80年です。

今はゆうぱっくも扱います。
近所の方の愚痴も聞きます。

河村さんの店には、
理科実験の用具がたくさん置いてあります。

ビーカー、フラスコ、
それらを固定する台や、天秤も。
調剤に使ったそうです。

ガレージのペンキを塗っていた
舟橋さんです。

「2年に1度、塗り替えるや。
  それが結局、安くつくんやよ」

「安くつく?」

「放置すると下地が傷んで、
  屋根全体を取り換えんなん。
  とても金がかかるやろ。
  マメに塗り替えた方が安上がり。
  下地が悪いのに厚化粧してもダメ」
ペンキ塗りに、人生の教えあり。


おしゃれな看板の建物です。
正面にはプランターの花が
咲き誇っています。

喫茶店ですか?
「いえ、一般の民家です。
  家を建てたときに、この作りにしました」
黒板メニューに
「クーちゃんがいるよ」 の文字。

これがクーちゃんです。
メイン・クーンという種類で、
大きくて賢いネコでした。
ご主人はバドミントン指導者で、
ランニングの大会にも出場します。
奥様は結婚してからランニングを始め、
マラソン大会で優勝するほどに。
二人で遠征することも多いです。

一緒に走ることは、「幸せ」。


長土塀の町名の碑の隣に、
「一本松跡」の碑が。

特に説明書きがありません。
石碑になるほど、
愛された松があったのです。

今の街路樹よりずっと高く、
昭和大通りから片町方面へ
曲がるところの目印でした。
数十年前、道路の拡幅で伐られたようです。

長土塀の変遷を見守っていた
ランドマークだったのでしょう。

住宅街で会った胡桃ちゃんです。

午前中、歯医者さんに居て、
窓から誉を見ていたそうです。
市民芸術村がよい遊び場です。
きょうは、玄関掃除のお手伝い。

マメでかわいい3歳です。

帰宅直後の長堀さんです。
「アルストロメリアを育てているんです。
  近所に、息子夫婦がいまして、
  孫を連れて遊びに来ます」

なんと、さっきの胡桃ちゃんの
おばあちゃまでした。

路地の奥を見ると、
トマトやナスの枝があったり、
ヒョウタンが下がっていたり。

「スイカも出来たのよ。食べちゃった。
  ヒョウタンはどうしようかしら」
小沢さんは86歳。

「元気の秘訣?
  うーん。貝殻で手芸作品作っとるよ」

みんなの喜ぶ顔を見たくて
細かい作業に勤しみます。

ほっとする路地裏の人情。
長土塀の旅でした。
 

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