2013年9月2日〜6日 金沢市 笠市町


大きな屋根の金沢西別院。
細い道を歩いているうち、
境内に迷い込みました。
まずは合掌。

金沢市笠市町の旅です。

門前の村井さんの酒屋さん。

古い看板が目を引きます。
私の予想は、右から「60歳」「30歳」「15歳」。

実際は、一番右でも40歳。
私の方が年上でした。

村井さんのご主人の証言。

「この向こうの照円寺に、
  地獄極楽の絵図があります。
  私も見たことがありますよ」

「地獄。見に行きますか」。



町の人たちが次々に口にする
「地獄極楽の絵図」。

訪ねた照円寺は 自動ドアでした。
本堂は、フローリングで、
イスが並んでいます。
セレモニー会館のよう。

ご住職にうかがうと…
昭和42年に全焼し、再建したときのこと。
防火の観点から、
木造で新築する許可が下りず、
やむを得ず鉄筋コンクリートの
現代仕様のお寺にしました。

「絵図は、春彼岸だけ出します。
  いまは、パンフレットをどうぞ」。
剣に刺される人、
火に投げ込まれる人、
舌を抜かれる人…

本当にあったらどうします?

優しい島田住職が、にこり。

93歳のミシン職人、
細井正吉さんです。
50年前のミシンも直します。

「わしから言わすと、
 いまのミシンは、お嬢様のおもちゃやね」。

古い木造の建物で作業する
女性と目が合いました。

「女子の制服の縫製工場です。
  私が型紙を作ります。
  これはセーラー服の襟の部分」。

ベテランの高橋さん。
「女子の制服を作るとき考えるのは、
 丈夫に、かわいく、機能的にということ」

大事に作っているのです。
しっかり勉強しないと!

雨が強くなったところで、
玄関のドアを開けているお宅。

雨宿りして良いですか。

「どうぞ。
  あんたらよりも
  孫を待っていたんですけど」

金子さんご夫妻の楽しみは、
孫の翔祥(しょうよう)くんを
預かること。

夏休みの間、日を決めて、
おじいちゃまがプールに連れて行くのです。

壁には翔祥くんの描いた絵や
写真を飾っています。

朝からウキウキ、わくわく。
ご夫妻の生きがいです。

広瀬さんのお店では、かつて
醸造酢を作っていました。
いまは共同製造の味噌を扱っています。

間口が小さいですが、
作業場は広いです。

小さく見えても、
中身は広く、深い。
笠市町の個性そのものです。

話の途中で電灯を消すほど、
恥ずかしがり屋なのも、
かな?
 
≫ MAPに戻る