2013年9月16日〜20日 金沢市 彦三町

「金沢市彦三町は
  高級住宅地のイメージです」

「それはね1丁目です。ここは下町やもん」

散歩の男性に教えられた、
彦三町2丁目の街角です。

「陽平アート」の看板です。
ギャラリーのようですが、
鍵がかかっていて
「ガラス越しにご覧ください」
と書かれた紙が。

「連絡先」に電話しました。
「はーい。いまそっち行きます」

「お近くなんですか」
「見えていますよ。
  近所の方が、教えてくれたんです。
  ギャラリーの前に取材班が来ているよ、と」

「あ、こちらからも見えました」。

畳一枚くらいのサイズに、
トラ、金沢駅、スケート選手、
相撲の取り組み、野球選手…
迫力一杯に描かれた作品です。

下書きなしの一発勝負で、
マジックペンで描かれています。

自閉症の傾向がある
細川陽平さんの
ギャラリー兼アトリエです。

空きビルを借りて展示しています。

大胆なタッチに感動です。

彦三町1丁目に移り、
最初に会った女性です。

車を停めて降りて来られ、第一声は
「本当に歩いているんですね」

はい、本当です。

古くからある判子の店、
一平堂印舗です。

ご主人が亡くなって
新しい印鑑を彫ることはなくなりましたが
販売中の印鑑はあります。
いろは順で並んでいます。

奥様の実印も、ご主人の作品。
「雪江」の「雪」の字の角が
丸く優しく映える印影です。

頑固者だったご主人。
捺印された書類は永遠です。

なに、これ?
体重計のようなはかりが
4台並ぶ不思議な光景。
お留守でしたが、近所の方が、
「高橋はかり」の場所を教えてくれました。

彦三町の町内、徒歩3分です。

「あれはポンコツです。
 市場の商品の重量計です」

店内には、重量計、メジャー、
てんびん、温度計、歩数計も。
さすがはかりの専門店。

釣具店を営んでいた中川さん。
彦三町の歴史を
楽しく語ってくれました。

「かつては東山の芸妓さんが
  多く住んでいた町です。
  この町内は、女が強いです」。

中川さんの奥様が
「向かいのデイサービスセンターに
  行ってください。待っていますので」

反論できません。
やはり女性が強いです。

彦三きらく園さんです。
職員のチームワークが良く、
明るい施設内です。

強い女性に従えばうまく行く、
そんな彦三町の旅でした。
 
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