2014年4月21日〜25日 金沢市 朝加屋・藤六・西市瀬・東市瀬

湯涌街道の旅は、浅野川上流方面へ。

ここは朝加屋町。


畑作業中の外茂子さん。
春本番で精が出ます。

6年前にご主人が亡くなり、
庭の飾り石を置く作業も、
滞っていました。

奥様が運んだ2個の隣りへ、
私も1個運んでみます。


ご近所の外喜子さんの
お宅の前にずらり。
20樽ほどありました。

「漬物に使うのですか?」
「いいえ」。

亡くなった妹さんが育てていた
スイレンです。
根を増やして、お姉さまが育て続けます。

花好きだった妹さんの思い出とともに、
毎年咲きます。

外茂子さんは親切に、
町を案内してくれました。
朝加屋町から藤六町へ。

2008年の浅野川水害で、
深刻な被害があった農地。
甚大さに改めて呆然。

見渡す限りの畑と水田が
水浸しになりました。

その後堤防ができました。

水の恵みと脅威とともに
人の暮らしがあるのです。

西市瀬町。
松村さん宅の軒に下がった大太鼓。

「吊り下げられる家が少なくなったので、
 20年ほど当番を務め続けています…」

何の?
集落の人たちへ合図するための太鼓でした。

お祭りや、道の草刈りなど
「集合」の太鼓です。

2週間前のお祭りの時も、
松村さんが打ちました。
木の枝のバチの音は
物足りないそうで、
ご主人愛用は金属バット。

特別に1回打ってもらいます。
上段に振りかぶってドーン!

空気が緊張するようでした。

松村さんによると、
太鼓よりも湧き水がご自慢。

遠くのヤングマンも飲みに来るそうです。

冷たくて、雑味のない、美味しい水でした。

100mも離れていない
神社のそばにも湧き水が。

畑のために汲んでいた女性によると、
近所を通る人たちも
一休みで飲むそうです。

旅は湯涌街道を挟んで、
東市瀬町へ。

ここも湧き水が豊富です。

こちらの納屋の後ろにも
泉があるそうです。


小高さんによると
三杉(みすぎ)神社という
町の守り神の神社が
すぐ近くにあります。

見えました。
20mを超える 巨大な三本杉に守られた、
可愛らしいお社です。

小高さんらは少年時代に、
境内で勉強を教え合った、
身近で神聖な場所です。


山の入口に大量の薪を積んでいる小屋。
薪を扱う商売でしょうか。

誰も見当たらないので、
一番近くのお宅を
訪ねることにします。

親切な北村さんが、
小屋に出向いてくれました。

町の人たちが、自分で山を手入れし、
出た木材で薪を作って利用したり
販売したりするそうです。
この日も午前中は薪割りを
していたそうです。

山を守る作業の中から
山里の絆が生まれます。

清々しい青空のもと
浅野川沿いの旅です。

山に入ってきたなあ!
 
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