2017年10月2日〜6日 白山市 河内町ふじが丘・福岡


親切なお姉さんがかけていきます。
画面に出たくない上、
すぐ出かける用事があるのに、
手伝ってあげるよ、と案内してくれます。

白山市河内町ふじが丘の街角です。



日向さんはこちらに越してきて30年。

仕事を卒業されて、
今はダンスに打ち込んでいます。
写真を見ると、なんと凛々しい。
まるで映画の一場面のようです。

お相手は
弘中ダンスカンパニーの先生。
「シャレード」のワルツを教わりました。
まだ足が丈夫でなくて、ついていけません。
しかし足以外の根本的な何かが
違うような気がしました。

奥様とは踊らないのですか?
「最近はないですねえ」。

新婚旅行の時の奥様の写真を、
40年間リビングに飾っています。

「いずれは妻と踊るかな」
と話すご主人の、奥様への
メッセージなのかもしれません。

小西富美子さんのお宅は、
実りの秋です。

カキはまだ少し先ですが、
クリは良い時期で、イガが開いているものも。
玄関にお訪ねして驚きました。
今年収穫した分で、
こんな袋にいくつもあります。
茹でてそのままで美味しいとも思いますが、
この奥様は只者ではないです。
「渋皮煮、リキュール漬け、
  実が傷ついたらクリご飯やマロンペースト」

主婦ではなく業者さんに思えてきました。

さらにブルーベリーが登場。
お庭の2mの木があり、
10年以上実をつけます。
年間20キロ取れる、とのことです。

その記録を見て、また仰天です。

日付と作り方、材料の分量が
細かくメモされたレシピというか、
研究の成果です。

ご自分で調べ、試行錯誤してこられた
歴史です。
富美子さんのブルーベリージャムは、
ヨーグルトに合わせると絶品です。
ヨーグルトの酸味と、ジャムの甘みが、
お互いをうまく引き立て合います。

粒粒がしっかり残った、
味わい深いジャムです。


松永さんのお宅のガレージの天井から下がる
長さ2.5mくらいの太いロープです。

使いみちが分かりませんでした。
室内で、犬が吠えていましたが…。
犬小屋の上に、
直径5センチほど、長さ10mほどの
大きなロープがありました。

まさか、犬のリードなのでしょうか。
牛のような犬なのでしょうか。
室内で、まだ犬が吠えていましたが…。
幸代さんが帰宅されて、
教えてくれました。

孫の高校2年の快也さんが、
柔道の練習をしており、
これらのロープはトレーニング用なのです。
ロープをよじ登るトレーニングや、
両手で持って振り回すトレーニングなど。
お孫さんは、
この太いロープが完全に浮くまで、
振り回すことができるそうです。

私も全力でやってみようとして、
やめておきました。


河内町福岡。

この町に来てすぐ気付いたのが
「福岡扇踊り」のぼんぼりです。
集落の中心の通りに1キロ程度続きます。
お祭りがあるのは間違いないです。

佐野神社のすぐそばの山下さんに聞いて
お祭りのことを知りました。

次の週末に秋祭りがあり、
以前は境内で輪踊りをしていたそうです。
いまは通りを踊り流します。
また笹寿司のことも教えてもらいました。

笹の葉を採ってきて、
水で洗い拭き取った後の、
輝くような状態で準備しています。
美味しい笹寿司を想像できます。

およそ200個作るとは。。

「踊りのことを聞きたいなら、
  健センターに行くと良いですよ」と聞いて、
すぐにかわち保健センターに出向いたところ、
「ちょうどいいんじゃない。
  河内小学校にいってもらったら」
まさにこの時、
扇踊りの体験教室が開かれていました。

めまぐるしく取材現場が変わります。
口直海にある、河内小学校へ。

「はい、いま練習をしていますよ。どうぞ」

体育館へ案内してくれました。
驚きの風景が広がっていました。

全校児童参加で、扇踊りの体験教室です。
祭りの直前、河内小学校です。

男子、女子がそれぞれ輪をつくり、
伸びやかな歌声の中を、
女子は扇を持って優雅に、
男子は素手で、小粋に舞います。

地域の保護者や公民館が中心になり、
絶えかけた扇踊りを復活させました。

今年で2年目の体験教室です。
女踊りでは、扇の親骨をつまんで、
独特な回し方をします。
もとは仏教踊りで、
歌詞が共通しているものが
他の地域でも伝えられているそうです。

福岡の節回しと、扇の振り付けを、
河内地域の誇りとして伝えていこうと、
大人たちが立ち上がってのです。
河内に扇踊りあり、と胸を張ります。
熱弁をふるっていた公民館長の酒井さんは
実は踊りは初心者です。
「あしたから特訓ですね」と突っ込まれました。

地域を愛する気持ちの中に、
ふるさとがあり、祭りがあります。

ふじが丘、福岡の町に、
踊りの歌が響きます。
 

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