2018年2月12日〜16日 白山市 木滑


高い雪の壁の上は青空です。
白山市木滑(きなめり)を歩きます。

除雪中の田村さんによると
地域のイベント「山笑い」が
開催される準備とのこと。

あの平らな部分を「かんじき」で歩き、
誰も踏み入れていない
白銀の広場に出て、雪遊びをする。

子どもさんも転げ回って
楽しむイベントだそうです。

参加者のため、町の盛り上げのため、
除雪作業に当たる人たちの汗が、
イベントの陰にあるのです。

作業中に着用するポップな帽子は
娘さんのものを借りたとのこと。

私たちのお参りのため、木滑神社の
鳥居前も除雪してくれました。

さらに田村さんにうかがって
神社のそばの、
ナメコ工場にお訪ねすることにしました。


木滑なめこ生産組合の
高山さん。

温度と湿度管理で、周年栽培を可能に。
季節を問わず、なめこを生産します。

まるでアパートのように
廊下の両側にいくつも扉が並びます。

湿度管理のための霧が晴れると、
まるでなめこの森のような室内です。
かさの直径で商品名が変わります。
1.5センチ…「ちょこでか」
3センチ…「なめたろう」
5センチ…「でけぇなめこ」

芽の数を調整して作りますが、
「でけぇなめこ」は
作ろうと狙っても難しいそうです。

バターしょうゆで炒めてくれました。
上品なうまみが豊富。
だしをたっぷり含んでいて、
噛むとあぶれます。

マツタケほど強い香りはく、
あっさりですが深い味わいです。

山口幸子さんは、裏手にある池で、
コイを飼っているのですが…

「ここで?生きていますか?」

私は心配しましたが、 
池の中に避難するくぼみがあって、
春には元気に顔を出すそうです。


ホームステイの受け入れをしたら
東京の女の子3人が泊まりに来て、
7年続く、山口家の恒例に
なっているそうです。

この集落の自然と優しさを、
東京の女性たちが伝えてくれます。
山のお母さんお父さん。

来てよかった。
出会えて良かった。
白山市木滑の人情のシンボルです。
 

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