2018年2月19日〜23日 白山市 瀬戸


「道の駅瀬女」は白山市瀬戸です。
金沢では87センチの積雪があり、
立ち往生の車で道路は渋滞して、
やっとここまでたどり着きました。
雪の壁は2メートル近くなっていました。

館内はパンを焼く良い香りで一杯。
「山のパン屋さん」が翌月に開店予定で
きょうはたまたま試し焼きの日。

支配人・山下宗光さんにお会いでき、
パンの厨房を見せてもらいました。

直径4センチほどのスナックパン。
「ビスコイ・デ・ポービリア」です。
3回聞き直してしまいました。

分かりやすく言えば、
「トマト入りもちもちパン」です。
粘りが強く、トマトやチーズが香ります。

名物になりそうなのは、
縦横高さ8センチほどの
「ジオキューブ」です。
断面が「プレーン」「トチの実」「ヨモギ」で、
美しい三層。甘い豆が入っています。
化石が出る白山市の地層を
イメージした商品です。

何年もパンの勉強をしてきた
パン職人の五十嶋(いかしま)さん。
「心にも体にも優しいパンを作りたい」と、
情熱一杯で取り組んでいます。
雪深い山里の「道の駅」で、
汗びっしょりで取り組みます。

芝生の庭も雪の山です。
あちこちで屋根雪下ろししていました。
この冬3回目から4回目の
作業のお宅が多いようです。

一晩で80センチ積もることもあります。
口を開けて歩いていると、
屋根雪が入ってくるそうです。

「のみ水」と書かれたタンク。
中宮温泉水の汲み置きです。 
口当たり柔らかな「ねっとり」した水。

「ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉」で、
微かに塩味です。

コップの中で、少し氷っていました。
ほのかな塩気があります。

昔から飲用の他、
お粥にも利用されています。
胃腸に良いと言われています。

中村さんのお宅は、
リフォームされていますが、
もともと1階の屋根を
高く作ってあります。
地面の雪と屋根の雪とが、
つながらないようにする
知恵ということです。


18歳の村下さんが、近所では
一番若いそうです。
貴重な雪かきの戦力としても
もちろん貴重な存在ですが、
それ以上にふるさとを愛する
若者として、頼もしいです。

除雪車が雪を寄せていくと、
路地の奥はこの状態になります。
積雪5mくらい。
呆れて言葉を失います。

この山の中に建物が見えました。
「幻かなあ…」。

雪かき美人の宮下さん。
ウルトラマラソンに出場する
元気で明るい親切な方です。
山の中の建物は、
「瀬女コテージ村」のことを
教えてくれました。


一里野温泉スキー場の利用者や、
新緑、紅葉の時期の行楽、
また夏のバーベキューなど、
若い人たちに利用されています。。

瀬戸神社の横のイチョウは、
天狗様がいたという伝説があり、
説明看板があるそうですが、
完全に雪に埋まっています。
境内には入れませんが、
鳥居前でお参りしました。

視界がきかず方向感覚を失う、
そんな真っ白な道です。
雪との戦いで大変である一方、
美しく、不思議な空間が広がる
時期でもあります。
苦労したけど、いま来てよかった。
冬の白山市瀬戸に。
 

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