2018年2月26日〜30日 白山市 中宮


白山市中宮の民宿を経営する
安本英美子さん。
明るくて頼もしい、山のお母さん。

雪かきは大変なご苦労ですが、
その一方、エクササイズになる。
うれしい時は「うれっしゃれー」。

一休みでコーヒータイムを楽しむ
集まりがあります。
雪の中でも、するべき仕事と
癒しのひとときがあるのです。

取材の日が2月14日で、
私にもお気遣いのチョコレート。

神社を案内してくれた、
大乗文子さんは、雪道歩きの達人。
散歩でも登山用のストックを使います。

足元だけでなく、頭上の注意も必要。
緩んだ屋根雪が落ちてきます。

区長の畑さんにうかがいました。
中宮は、もとは「笥笠(けがさ)」という
地名だったそうで、その意味は…
@修験者が頭に被る笠。
Aアイヌ語で「河岸段丘」。
縄文時代からアイヌ民族が
居住していた歴史があるそうです。

笥笠中宮神社です。

今の時期は積雪が2mくらいあり、
雪から出ているのは、
石標柱の頭の部分だけです。
参道は歩けません。

文子さんの娘さん広子さんと、
カナダ人のシェーンさんは、
この神社で結婚式を上げました。

広子さんにとって大切な神社です。

雪の中に青葉が出ていると、
カモシカが食べるそうです。
葉脈だけになった葉は、
食べられたあとです。

ほんの少し私も食べてみました。
とても苦かったです。

文子さんのお宅の
玄関を出たところの正面は
白山を見るベストポジション。

雪煙が立つ向こうに四塚山です。

白山がこの地域を見守ります。

白山は恵みをもたらすだけでなく、
強い風から集落を守る
「盾」になってくれている。

文子さんは、大人になって初めて
ご両親がここで合掌する意味が、
分かったそうです。


白山市中宮の「むらうち」さんは
豆腐料理で有名なお店です。

山男の会のメンバーが親切に
迎えてくれました。
「親戚の人が来たみたいや」と。

この時期は、毎週水曜日の午後、
定例会があります。
雪かきの慰労会です。

議題の一つは、「誉のドコ行く?」が
次はどこに行くかという、
情報交換と予測だそうです。



雪かき中の中川さんは、
「屋根雪下ろしの前の雪かき」を
なさっているところでした。

屋根雪が落ちる場所がないと、
屋根の庇の部分が折れてしまう。

そこで前もって雪が落ちる
場所を開けておくのです。

屋根に上る時は命綱を使います。

大棟に既にロープの端が
取り付けてあり、準備万端です。

雪国の安全対策です。

雪の下になって見えませんが、
ここには、畑や池があります。
畑作業が楽しみとのことですが、
作業が始まるのは、5月です。

白山市中宮に、
春よ、来い。
 

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