2018年3月20日〜23日 白山市 女原・深瀬


白山市女原(おなばら)は、
手取川をまたぐ
女原大橋の下の集落です。

1977年に出来た橋で、
当時は町の景観が一変したことでしょう。
まるでSF映画のようです。

まだ雪が残る古谷さんのお宅では、
池の水に泥が混じったので、
水を取り換える作業中でした。

金魚が冬越しをしたそうですが、
ムササビやトリに狙われるので
生き残るのが大変です。

ホースを高い位置に設置した融雪装置は、
この冬新しくした工夫。
地面近くに置くと屋根雪が覆ってしまい
効率が悪くなるそうで、
上から水を掛ける方式が良いそうです。

女原ではあちこちで見ました。


佐藤さと子さん92歳。
足の骨折も経験しましたが、
人並み以上のリハビリをして
再び歩けるようになりました。

リハビリの実演まで見せてくれます。
元気よく足を上げ下げします。
先生から「20回でいい」と言われたのに、
50回も取り組んだそうです。

趣味のグラウンドゴルフのためです。

グラウンドゴルフのお話のときは、
とても楽しそうでした。
体を動かすこと、新しい出会いがあること。
スポーツの良さを語ってくれました。
私も元気をもらいました。

女原温泉の施設の修理作業をされる
古谷さんは、てっきり工事業者の方と
思っていました。

驚きましたが、業者さんではなく、
全くのボランティアだそうです。
修理の作業だけではありません。

この温泉施設は、集落の方々が、
自分たちで掃除し、修理し、
運営します。

古谷さんも、専門業者ではありません。
2005年の市町村合併の時に、
「女原温泉」は閉鎖されかかりました。
しかし、町の強い希望がありました。

「町の人たちのコミュニケーションをとる
  大切な場所。
  無くすわけにはいかない」

そこで、町の人たちが、
自ら運営することにしました。

掃除やボイラーの管理は、
町の人たちが当番制で行います。

家のお風呂もありますが、
営業日は、毎日60人ほどの住民が
ここを利用します。

火、木、土、日の午後3時から
午後8時までの営業です。
町外の人も大人300円で利用出来ます。

広くはないですが、
地域に守られた温かい施設です。
お風呂には私書箱があって、
町の配布物を持って帰ってもらいます。

誰がまだ取りに来ていないか、
一目で分かります。
2回には大広間もあり、
町の拠点であることが分かります。


鴇ヶ谷(とがだに)大橋から
見下ろした様子です。

手取川ダムにつながる
川の表面が凍結して、
寒そうですが、美しいです。
橋を渡った左が深瀬の集落です。

長い手袋が気になりました。
「イワナの養殖をしているんです」
坪田さんに案内されて
裏側に回ってみると、驚きました。
コンクリートの50mほどのいけすが
広がっていました。

ここで育つイワナは、
水が冷たく寒いので、
暖かい地域より成長が遅いですが、
その分、身が締まっていて、
美味しいということです。
1年半から2年くらいで出荷。
イワナのきらめきに生命力を感じます。
一番良い季節は初夏とのこと。
新緑の時期も見て見たいです。

春は、ゆっくりやってきます。
女原に。そして深瀬にも。
 

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