2018年4月2日〜6日 白山市 白峰


感慨深い旅路です。
能登の先端、禄剛崎を出発したのは
2007年春のことでした。

それから実に11年。2018年春、
白山市の端、白峰に到達しました。
白峰小学校にはまだ積雪があります。

「じでんしゃや」さんの
屋号のお宅です。

21年前まで本当に
自転車店だったそうです。


車から声を掛けてくれた照子さん。
町の奥の「雪だるまかふぇ」を
経営しています。

2016年8月に金山哲平がお邪魔した時は、
泊まり込みで修業をさせてもらいました。

息子みたいに思っているそうです。
「哲平ちゃんにあげたいものが
あるんやけど」と手袋を頂きました。

取材で素手で雪かきをしている
様子を見て、かわいそうに
思ってくれたそうです。

哲平が手作りした巾着を、
大切に 額に入れて飾ってありました。


さっきから聞こえているのは、
太鼓の音でしょうか。
誰かが練習しているのですか?
「春祭りが近いのですか?」

私は盛り上がって聞いてみたら、
乾燥機が回っている音でした。

余計なことを追及して
すみませんでした。

山下浩雅さんはとても親切です。

白峰の集落の奥には、
「二十日岩」という岩があり、
雪から上部が出てくると、
二十日後に農作業ができる
目安になるそうです。

この日、春分の日に見てみました。
高さ1m20センチくらいの岩です。

しっかり上部が雪から出ていました。
「二十日岩」の顔が見られました。

山下さんは、県水泳協会役員で
1991年の石川国体の背泳で3位。
白峰に良いプールが出来たことと
良い指導者のおかげと話します。

その時の表彰台に一緒に
上がった息子さんの悠佑さんは…

のちにクロスカントリースキーの
選手として全中大会に出ました。

親子でスポーツマン。
プールと雪山の違いがありますが。

白峰には、競技スキーの組織があり、
クロスカントリーを習う生徒もいます。

バスを待つ小学4年生のスキーヤー。
きょうも練習があり、
週末の長野での大会を狙います。

風さんの裏の出入り口が
とても立派で気になりました。
庇も、欄間も、格天井も、豪華です。

出入りは正面玄関からするので
ここはあくまで「裏」です。

ご主人が、好きな盆栽のために、
利用していた出入り口だそうです。

ご趣味とこだわりで、
自分好みにしたのでしょう。
お気に入りの場所だったのです。

通りかかった蛭崎さんに
ついてお宅まで行きました。
周囲の山はまだ雪景色です。

「春を感じることはないですか?」
「うーん全然まだ」
とご主人は答えましたが…。

奥様が畑に肥料をまいています。
回白峰で初めて見る、
春の作業でした。

「ご主人、春ですよ!」
私は興奮してしまいました。

昨年末に植えたネギが芽を出し
5センチほどに伸びてきました。
このあと植え替えをして、
収穫は5月から6月だそうです。
雪の下にあった畑の土が
出てきたのです。

ご主人によると、奥様が作った
野菜は美味しいとのことです。
楽しみな季節が来ました。

ご主人は畑のお手伝いは
しないそうですが、奥様の方も…

「いらん」と言っていました。
余計なことは要りません。
急がなくても良いのです。
畑の一角だけが、春。
それで十分、暖かいです。
白峰の春は、ゆっくり来ます。
 

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