2018年4月9日〜13日 白山市 白峰(2)


「父親が板前をやっていて
  自分も修業しています。
  地元の食材を生かしたい」

白山市白峰の旅で
まずお会いした方です。
白山苑の板前さんです。

中心部の八坂神社に参拝。
鳥居から境内に入り、
巨大な雪囲いで城塞のような
拝殿まで行ってお参りです。

仕事が終わったような気がしました。
林西寺の前住職の加藤さん。
白山は、仏様三尊がおかれた、
「仏様の山」でもあります。

一向一揆の時代の話も。
「最近は誰も攻めて来ません」
はい、この400年ほど。

庫裏の3階部分の建設物。
「火の見やぐら」と思ったら、
太鼓を吊った「鼓楼」でした。

見晴らしがよいということは、
遠くまで音が届くいうことです。
見せてもらいました。

はしごを上らせてもらって、
振り向いたら驚きました。
直径1m20センチくらいの
巨大な太鼓でした。

一面で一部屋を満たします。
音を聞かせてくれませんか?

前住職は叩いてくれました。
まるで雷鳴のようでした。
真下で聞いて、 呆然としました。

山下さんのお宅では、
柱の塗り直しをしていました。

積雪や除雪作業のために、
シャッターや柱が傷むそうです。
豪雪地帯・白峰の悩みです。


白峰の集落の奥側は、
「南番(みなばん)」と呼ばれます。

手前側は「東側」「西側」という
呼び方があります。


南番の名物は、
石垣の上に立つ住宅の風景。
狭い斜面に宅地を作る知恵です。
伝統的建造物群保存地区です。


藤部さん宅のように、
道路に面してガレージを作り、
2階3階部分をお住まいに
なさっているお宅も、普通です。

ご主人は、能登のご出身で、
白峰の雪には当初ずいぶん
驚いたということです。

それでも「住めば都」の山里。

南番も一番奥に来ました。
表通りから見える
おしゃれなデザインの窓です。
曇りガラスの中央部が丸く
透明になっています。

2階に上がらせてもらいました。

まるで楕円形の額縁の絵画作品。

窓の中の窓から感じるのは、
無限の奥行きや広がり、
そして季節の移り変わりです。

山下さんからも同じ言葉、
「住めば都」です。

私にとっては、白峰の奥の
特別な場所ですが、
住む人にとってはいつものわが家です。

この旅を始めて11年。
白山市旧鶴来町に入ったのが
2年4か月前でした。
白峰の突き当りに到達しました。

冬から春に向かう最高の白山麓。
名残惜しいですが、新しい旅路へ。
 

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