情報掲載日:2018年9月20日
民放連は20日、今年度の日本民間放送連盟賞を発表し、テレビ金沢が2部門で最優秀賞に選ばれました。
テレビ教養部門の最優秀賞に決まったのは、5月31日にテレビ金沢が放送したドキュメンタリー番組「拉致と言えなくて〜寺越さん母子の55年〜」。
同部門には全国の民間放送局から118番組が出品され、審査員から「長年の取材で得られた独自映像や証言は記録資料としても貴重で、寺越さんが北朝鮮で暮らす息子を思う悲痛な心情がひしひしと伝わってきた」と評価を受けました。
また、全国13局が出品した放送と公共性部門では、理解されない病と闘う化学物質過敏症患者たちの苦悩を、6年間にわたり、ニュースや番組で伝え続けてきたテレビ金沢の放送活動が最優秀賞に選ばれました。
テレビ金沢が民放連賞の最優秀賞を2部門で受賞するのは、1990年の開局以来初めてです。
それぞれの番組・活動は、11月7日に東京都内で開かれる「第66回民間放送全国大会」で表彰されます。