このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。
第267回 番組審議会
- ●開催日時
- 平成29年10月26日(木)午後3時30分~4時30分
- ●場 所
- テレビ金沢 会議室
- ●議 題
- 『五木寛之の新金沢百景~金沢の残像~』
平成29年10月7日(月)午後2時30分~3時25分放送 - ●報 告
- 2017年4月~9月 番組種別放送時間、CM放送時間
●意 見(要旨)
○『新金沢百景』は、光の陰影をさまざまに駆使して、改めて金沢の美しさや趣の深さを実感させてくれた。
○風景が変わっても記憶は色あせないというナレーションが、番組によくマッチして絶妙の味わいを醸し出している。
○『新金沢百景』は、毎回見応えがある奥深い番組である。反面見る側に集中のエネルギーを求める手強い番組でもある。
○映像が非常にきれいで、ナレーションもよく、いいスタッフのチームワークの力が伝わってくる。
○カキツバタの開花の音を聞くため、明け方に兼六園に集う人たちの存在に驚いた。その余裕と美意識に感動した。
○この番組は、古いものと新しいものがある金沢をつくり、残していく大切さを視聴者に訴えている番組だと思った。
○五木寛之さんの、記憶をリフレッシュしていくことは、単なるノスタルジアでなく、不安の時代を生きるなかで大切だという言葉に共感する。
○番組のコンセプトが明快。色と記憶で街への思い入れを伝えようとする狙いは、視聴者に正確に伝わったと思われる。
○色をテーマにした番組、着眼がよかった。記憶で色を塗ることが非常に難しいが、そこに正面から取り組んだ意欲作だと思う。
【出席者】
根本 博、勝田 省吾、石川憲一、吉田 仁、永井 由佳里、直江 学美、西沢 隆之
(以上審議委員、順不同)
黒河内 豊、築田 和夫、菅沼 直樹、本 秀一、蔵 宏太朗、恩田 伸一、辻 雅由
(以上テレビ金沢)