番組審議会

第221回 番組審議会

このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。
 

開催日時 平成25年3月22日(金)午後3時30分~4時30分
場所 テレビ金沢 会議室
議題 『NNNドキュメント'13 追跡×激雷地帯 冬の稲妻の脅威』
平成25年2月10日(日) 午後0時50分~1時20分放送
意見(要旨) 専門家の話が幾つもあるが、雷発生のメカニズムに絞って解説されたほうがよかったのではないか。
また、雷への対処方法は分かりづらい。

科学番組、ドキュメント番組、防災の啓発番組のいずれなのか、番組の位置付けがはっきりしない。

冬の雷が増えているメカニズム、気象、環境の変化が生活にもたらす影響を事例に落とし込む手法が適切でないかと思った。

この地に独特な現象として冬の雷の多さを訴えるには、具体的なストーリーが分かる場面があと二つ、三つほしかった。

雷の観測日数が日本一というだけでは、他に与える影響が好ましくない。
それを乗り越えている地域ということを付け加えてほしかった。

説明が専門的でありながら中途半端な気がする。
複数の専門家が連携を取りながらしたほうが、ドキュメントとしていい姿になったと思う。

雷の通り道は、やや説明不足。8カ所の通り道を掘り下げて聞きたかった。

ローカル番組では、その地域独自のテーマが必要。
「雷」はテレビ金沢が全国へ発信できるオリジナルなテーマである。

飛行機に落雷する瞬間、上向きの雷など映像には工夫がされている。
ただ、上向きの雷に関する説明が短い気がした。

雷に帯する対策、予防をどうするかという点で突っ込みが足りないと感じた。
番組を制作する側で、予測不可能なものと先入観を持って制作をしていないだろうか。

【出席者】
根本 博、神谷ますみ、黒田 壽二、柱山 嗣廣、林 隆信、秋元 雄史、藤舎 眞衣、田中 則男、
高橋健太郎[書面にて] (以上審議委員、順不同)

稲垣 渉、黒河内 豊、神成 尚亮、谷村 和宏、金本 進一、石動 知穂、小西 金宗(以上テレビ金沢)

放送番組の種別の基準
種別 種別の基準
報道 社会にとって重要なあるいは関心のある時事的な出来事や動きを報じる番組。
教育 知見を広め、情操を豊かにし、倫理性を高め、かつ生活の向上を意図した番組であって、学校教育または社会教育に資することを意図した番組。
教養 知見を広め、情操を豊かにし、倫理性を高め、かつ生活の向上を意図した番組。ただし、教育に属するものを除く。
娯楽 スポーツ、音楽を含め、生活を明るく、楽しく豊かにすることを意図した番組。
その他(通販番組) 商品又はサービスの通信販売を目的とした番組。
その他(通販以外) 上記のいずれにも属さないもの。