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第281回 番組審議会
このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。
開催日時 | 平成31年3月26日(金)午後3時30分〜4時30分 |
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場所 | テレビ金沢 会議室 |
議題 | 『NNNドキュメント’19 化学物質過敏症~私たちは逃げるしかないのですか~』 平成31年2月25日(月)午前 0時55分~ 1時50分 (24日(日)深夜24時55分~25時50分) |
意見(要旨) | 突然襲ってくる化学物質過敏症が底流にあり、患者家族の具体的ケースをもとに話が進む。非常に引きつけられる内容である。 多岐にわたる自覚症状があっても、客観的所見が乏しい化学物質過敏症。治療方法の解明、医療体制の不備が気になった。 化学物質の匂いに耐えられず肉親と窓越しに会話をする女性など、見ていてつらくなるシーンの連続に緊迫感、迫力を感じた。 対策は非常に難しいと思うが、それだけにメディアによるキャンペーンが重要ではないか。 化学物質過敏症は、国民全体の不安要素である。国家的課題として緊急に取り組むべきでないか。番組は警鐘としてインパクトがある。 番組の趣旨は過敏症を理解してほしい、患者家族の自力解決に待つ以外にない状況を知ってほしいことである。知ること以外になす術のないのがつらい。 時間をかけた丁寧な取材、対象と信頼関係を築いて取材した様子が視聴者に強く伝わる番組である。 無力感が全体を支配している印象を持つ。ナレーションの平板な語り口が言葉で強調するより雰囲気をよく表している。 この番組は状況を客観的に反映し、押し付けでなく見た人に感じてもらうスタイルだと受け止めた。あるべき番組の姿だと思う。 |
【出席者】
根本 博、神谷ますみ、石川 憲一、横山 朱門、永井 由佳里、山口 正雄、直江 学美
(以上審議委員、順不同)
黒河内 豊、築田 和夫、菅沼 直樹、大久保 正晴、辻 雅由、北尾 美和、辻本 昌平、中崎 清栄、小西 金宗
(以上テレビ金沢)
放送番組の種別の基準
種別 | 種別の基準 |
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報道 | 社会にとって重要なあるいは関心のある時事的な出来事や動きを報じる番組。 |
教育 | 知見を広め、情操を豊かにし、倫理性を高め、かつ生活の向上を意図した番組であって、学校教育または社会教育に資することを意図した番組。 |
教養 | 知見を広め、情操を豊かにし、倫理性を高め、かつ生活の向上を意図した番組。ただし、教育に属するものを除く。 |
娯楽 | スポーツ、音楽を含め、生活を明るく、楽しく豊かにすることを意図した番組。 |
その他(通販番組) | 商品又はサービスの通信販売を目的とした番組。 |
その他(通販以外) | 上記のいずれにも属さないもの。 |
放送番組の種別表