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石川県内の巨樹・桜「小松市・千恵子桜」

千恵子桜


千恵子桜 (小松市指定文化財) 小松市松岡町72
 幹周3メートル 樹高17メートル 樹齢約70年 (現地案内板より)
松岡町は小松市の山あいにある小さな集落。国道8号の東山ICから国道416号を5.8キロほど進み、国道と二又になっている左側の国道167号へ進入、約200メートルで左折すると700メートルほどで町の最西端につく。千恵子桜は、そこから更に1.1キロほど道なりに進み、集落内で県道は左にカーブし細い道が直進となっている丁字路を真っすぐ進むと、60メートルほどで右側にある。
巨樹と言われる古木には、真偽のほどは定かでない謂れが残っているものがあるが、このサクラの謂れははっきりしている。現地の案内には「昭和28年(1953年)、小松市松岡町で生まれ育ったある少女が、17歳で、ブラジルの農業開拓移民のもとへ嫁ぐことになった。神戸港まで見送りに行った叔父が、その帰り、彼女の幸せと無事を祈って、苗木を買い、敷地に植えたのが、この枝垂れ桜。その後、親戚の愛情の深さと、桜を愛する人々の気持ちに支えられ、樹齢を遥かに超える立派な木に育った。願いが通じたのか、彼女は、現在もブラジルにいて在命。平成22年(2010年)には、始めてこの桜が咲いている時期に里帰りした。いつの頃からか、彼女の名前を取り、「千恵子桜」として沢山の方々から親しまれている。」とある。わずが樹齢約70年で巨樹定義の幹周3メートルに達するほど生育はよく、2008年に日本樹木医会が認定する「健康優良樹」に、石川県内で唯一選ばれている。

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