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いしかわ大百科

2008年度

 いしかわ大百科

9月21日(日)7:30~8:00
シリーズ・ふるさと伝説の舞台①
『命の叫び 雨乞い伝説』

◆◆◆ふるさとの歴史ロマンを探る30分◆◆◆
今回から新シリーズです。石川県は伝説・民話の宝庫と言われていますが、
似たような話が加賀と能登に点在していることがあります。
それぞれの地域で異なる風土の中で、色濃く語り継がれてきた伝説・民話の
舞台を訪ね、郷土の歴史をひもときます。

◎「雨乞い伝説」が県内各地に!
県内の民話や伝説を研究している
郷土史家・前田佐智子さん(加能民俗の会)
能登地方で多くの「雨乞い」の伝承が残っていることを調べました。
水源となる高山に乏しく、川も短く急であるため、
灌漑用水の確保に苦労したためではないかと、前田さんは推測しています。

その能登からは能登町柳田地区から
輪島市町野町金蔵あたりに伝わる「ガンノコウ」の昔話を、
また加賀からは能美市鍋谷町あたりに伝わる「蟹淵の武士」といった
昔話をお伝えします。

この二つのお話に登場するのは共通して大ガニですが、
雨を司る神としては、蛇が登場するお話も多いと言います。
そして津幡町から昭和42年に当時の町長からの依頼によって行われた
雨乞いのお話をリポートします。

他にも、石動山や碁石が峰の雨乞いにまつわる信仰、
羽咋市神子原町の民話、
七尾市の山の寺寺院群の一つのお寺に伝わる「雨乞いの絵馬」など
県内各地に残る伝説の舞台を紹介。

米余りと言われる時代、
そして灌漑設備や農業技術の発達により渇水による被害が
少なくなった現代からは想像もつきませんが、
雨乞いは命をつなぐ必死の願いだったのです。

県内の伝説の舞台を訪ねます
雨乞いに使われた掛け軸を前に
蟹淵伝説の舞台となった池

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【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀

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