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番組案内

いしかわ大百科

2013年度

 いしかわ大百科

3月30日(日)7:00~7:30
シリーズ・ふるさと技模様⑧
『自然の恵みを漉く ~能登仁行和紙~』

◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆

輪島の山間部・三井地区の仁行にある和紙の工房。能登でただ一軒、紙漉きをしているのは遠見京美さん・和之さん親子。和紙の一般的な材料である楮(こうぞ)や雁皮(がんぴ)は勿論、杉皮や竹など、様々な植物で紙を漉いています。中でも「野集紙」は、その名の通り、野に咲く草花を集めて一緒に漉きこむ和紙です。遠見さん親子が漉く和紙は、全国はもとより海外にも根強いファンがいるほどです。

元々、和紙の産地ではなかった輪島で初めて和紙を漉き始めたのは、先代の遠見周作さん。和紙の材料として誰も使っていなかった杉皮を世界で初めて和紙に漉きました。当初、そのゴツゴツとした厚みのある紙は「字も書けず、物も包めない」と酷評されたものの、誰もが出しえない野性味と温かみ溢れるその和紙は評判を呼び「能登仁行和紙」と呼ばれる程になりました。周作さんは、杉皮だけでも飽き足らずミョウガや木肌、海藻など、能登の自然を漉きました。その周作さんの心と技をそのまま受け継ぐ京美さんと和之さん。二人が漉く和紙には、能登の風土が一面に映し出されています。

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【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀

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