12月11日(日)7:00〜7:30
シリーズ・きらめくアイデア〜モノづくりにかける〜⑪
『地域の宝をブランドへ! 〜能美柚ゆうゆう倶楽部〜』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
能美市の国造地区で古くから栽培されてきた「国造ゆず」を地域内外の人に知ってもらおうと「ゆずドリンク」などの商品開発や「ゆずレシピコンテスト」、「ゆず婚活イベント」などの普及活動を行っている「能美柚ゆうゆう倶楽部」は地元の生産者や有志らで結成され、地域に元気をもたらしています。
メンバーのひとり・東山彩子さんはこれまで捨てられていた果汁を搾った後の皮を活用したジャム作りや他の業者との橋渡し役など、自身も「国造ゆず」の活用法を楽しみながら考えています。
こうした柚子に関わる人たちの輪が広がり、レシピコンテストに参加した谷来実子さんは入賞した「柚子いなり」を自身のお店やイベントでも販売。家庭でも手軽に作れるようにと教室を開くなど、「国造ゆず」の普及に一役買っています。また手間のかかるゆず皮の加工を手掛けてくれる施設を見つけ、「国造ゆず」の有効利用の輪を広げました。
地域の特産品を地道な活動で広めていく原動力はどこから来るのでしょうか。ふるさとの宝を大切にしている人たちのきらめくアイデアに注目します。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀