2014年5月12日〜16日 金沢市 駒帰町・熊走町


金沢市駒帰(こまがえり)は、
北鉄バス犀川線の終点。
1日4本、金沢駅への便。

地名の由来は、
馬が先へ進めず、引き返したことから。

熊走大橋のたもとに、
元JA金沢市の犀川支所
だった建物があります。

「なごみ⇒」の表示や「手打ちそば」の
のぼり旗がありました。

自転車で訪れた吉引さん。
13キロ山道を登ってきて、
ここが折り返しだそうです。

「なごみ」については
ご存じありませんでした。

「そば処「なごみ」」と
「山の灯り「里」」の看板。

「なごみ」はそば屋さんと
わかりました。

では「里」とは何でしょうか?

犬小屋の表札をみると、

  「灯り」ちゃんと
  「里」ちゃんらしき 2匹がいました。

イヌの名前なのでしょうか?


ソバだけでなく、
店の方が作った
スモークチーズ、ごまみそ、漬物など、
お土産も買えるようです。


店の隣の東さんです。

・「山の灯り『里』」は、
  休憩所兼農作業の 拠点施設のこと。
・それにちなんで イヌの名前をつけた。

お店はお忙しくて、
取材出来ませんでしたが、
お勧めのおやきを買うことができました。
1個50円。
アツアツです。
切り干し大根入りです。

そば処「なごみ」の前には、
将来、野菜直売所にする
建物を準備中です。

昔の農機具を展示予定。
これは田の草取り機です。
苗の両側の土を掘ります。

山の灯り「里」に到着。

空き家を市が借り上げて、
農機具や肥料置き場にし、
作業の方々の休憩所や
事務所にしています。


事務所内にクマ発見。
体長2m近くの毛皮です。
鋭いツメが迫力満点。

他にもスズメバチの巣や手作り虫かごなど
見所いろいろありました。。

遠くから話し声が聞こえ、
見上げると、崖の中腹に3人の女性。

「誉さん!?
  ワラビいっぱいあるよ」

この町出身の三姉妹です。
故郷を離れて暮らしても、
山菜取りに集まります。
この風景は子どもの頃と
変わっていないそうです。

コンビニも駅もないけれど
ここが人の生活の原点。

熊走町の山と川と空。
 
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