2024.09.16 放送
シリーズ・時代に挑んだ偉人たち①『百万石の母~芳春院まつ~』

シリーズ・時代に挑んだ偉人たち①『百万石の母~芳春院まつ~』
加賀藩祖・前田利家の逝去後藩主となった二代利長は父の遺言を守ることなく加賀へ帰国。「利長の帰国は家康を狙うため」・・・根も葉もない噂を払拭し、徳川との武力衝突を何とか避けたい利長は家康の五男を養子にすると提案。しかし、それは金沢城と加賀の国全てを徳川に差し出すことを意味し、結局は利長の母・芳春院が江戸に人質に行く事に・・・。
あわや、加賀征伐にもなりかねなかった前田家最大の危機を救ったのが芳春院でした。戦国の世に生きた故の喜び、悲しみ、怒り、思いの丈を多くの手紙に残した芳春院、その手紙からは息子・利政の処遇をはじめ家族を気づかう愛情の深さが垣間見えます。勇将の陰に賢妻あり。「百万石の母」と言われる芳春院まつとはどのような人物だったのでしょうか・・・

前田土佐守家資料館に残る芳春院まつの消息

人質生活のまつの心を慰めた

前田利家の正室・まつ

前田利政の気分になれます

尾山神社に咲くシャクヤク

勇将の陰に賢妻あり