いしかわ大百科
2025.04.29 放送

シリーズ・ふるさと原風景①『伝えたい海景観~奥能登のシンボル~』

シリーズ・ふるさと原風景①『伝えたい海景観~奥能登のシンボル~』

今回から新シリーズです。石川県には心に残るふるさとの風景がたくさんあります。美しき原風景とそこに住む人たちをたどるシリーズ第1回は奥能登を訪ねます。能登半島地震で大きく姿を変えた見附島や曽々木海岸の窓岩。海岸線はようやくう回路ができて、奥能登をぐるりと回れるようにもなりました。
奥能登の最果ての地に位置する道の駅狼煙では「幻の地豆」と呼ばれる「大浜大豆」で作った地豆腐が人気。通水を機に去年4月には営業を再開しました。社長の二三味さんは「やらなければ終わり、やればいい人とのつながりも生まれる」といち早く能登に元気を運びました。
震災では孤立集落となり未だ水が来ていない真浦地区では、100年後も豊かな営みをすることを目的に立ち上がったプロジェクト「現代集落」が活動を加速させています。限界集落の多い能登にあって「現代集落」の取り組みは今の能登に大きなヒントになりそうです。
時には牙をむく自然と向き合い、その自然の恩恵を受けて生きてきた能登の人たち。能登のたくましさに触れたような気がしました。

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見附島を訪ねる平見アナ

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震災で大きく崩れた見附島

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奥能登にも春が来る(谷崎の桜)

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能登半島の先端にある禄剛崎灯台

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道の駅狼煙の名物・大浜大豆の地豆腐

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明るくたくましい二三味社長と小寺さん

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安現代集落代表の林さんに聞く能登のこれから

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現代集落の取り組みがヒントに