2025.05.06 放送
シリーズ・ふるさと原風景②『こころをつなぐ~のと鉄道』

2024年4月6日。のと鉄道の七尾~穴水間再開。同年元日に起こった未曾有の大地震は列車をとりまく環境も人々の日常も奪ってしまいましたが、のと鉄道に携わる全ての人々の熱意により3か月で全線再開を果たしました。現在、のと里山里海号の観光列車は「震災語り部観光列車」となり、被災した乗務員が語り部となって「能登の今」を伝えています。
また、のと鉄道各駅を「こころのふるさと」として大事に守る地域の人々がいます。長年、駅周辺の美化活動に加え、駅舎内に貴重なもの・ユニークなものを飾ってきた田鶴浜駅「ふるさとの駅を守る会」の皆さん。駅開業を祝い、昭和7年に植えられた桜を守る 「能登鹿島駅さくら保存会」の皆さん。更に桜だけではなく能登鹿島駅を「花の駅」として四季の花々を育てる「桜娘ズ。」の皆さん。のと鉄道は、生活の足だけではない住民たちによりそう「憩いの場」として歴史を重ねてきました。
地震の記憶をつなぐ「のと鉄道」は、たくましい能登の景色を背景に今日も走ります。
能登鉄道全線再開
震災語り部観光列車に乗車
電車にゆられて
能登鹿島駅の桜
桜娘ズ。の皆さん
能登鹿島駅の花壇




